ファンド詳細

自立援助ホーム 運営支援 債権担保ローンファンド

自立援助ホーム 運営支援 債権担保ローンファンド
スキーム概要
自立援助ホームについて
貸付先の概要

51,800,000円/50,000,000円

満額成立
予定利回り
6%
予定運用期間
11ヶ月
募集予定金額
50,000,000円
出資単位
1口10,000円
募集方法
先着募集

ファンド概要

募集額

50,000,000円

最低成立金額

30,000,000円

1口金額

10,000円

最低投資口数

1口

最低投資金額

10,000円

予定運用期間

11ヶ月

募集開始日

2023/11/13 19時開始

募集終了日

2023/11/22 24時締切

運用開始予定日

2023/11/24

運用終了予定日

2024/10/23

利益配当方法

毎四半期

予定利回り

6%(年利・税引き前)


元本償還方法

満期一括償還

貸付条件

貸付先

株式会社じどう

貸付元本

50,000,000円

貸付期間

11ヶ月

返済予定日

2024/10/23

利払方法

毎四半期

利率

6.0%(年利・税引き前)

元本返済方法

満期一括

担保・保証

金銭債権担保

ファンドの詳細情報

スキーム概要

お客様は、弊社(アバンダンティアキャピタル株式会社 )が運営する貸付型クラウドファンディングサービスCAPIMAを通じて本ファンドに投資します。本ファンドの営業者は弊社100%子会社の貸金業者アバンダンティアファンディング株式会社であり、お客様が投資した資金を貸付先(株式会社じどう:埼玉県さいたま市)に対して、自立援助ホームの運営拠点拡充のために必要な「運転資金」を資金使途として貸付を行います。

当該貸付については、貸付先及び関連法人が保有する金銭債権に対して担保を設定することにより保全します。本金銭債権について、一定の貸倒率等を考慮した担保価値を算出し、貸付の期間において担保価値が貸付金額を上回る様に担保設定されます。

貸付の弁済については、金融機関による借換え、または自己資金にて行い、それにより本ファンドに投資したお客様への利益の分配を行います。なお、弁済が当初予定されていた期日よりも前に繰り上げて行われる場合には、本ファンドに投資したお客様への利益の分配も繰り上げて実施されます。

スキーム概要

自立援助ホームについて

自立援助ホームとは、育児放棄・児童虐待など、なんらかの理由で家庭にいられなくなり働かざるを得なくなった、原則として義務教育終了後の15歳から20歳まで (状況によって22歳まで)の子どもたちに暮らしの場を与える施設です。
子どもたちが安心して活き活きと生活できる場を提供することで、大人との信頼関係を築いて社会で生き抜く力を身に付けてもらい、子どもたちが精神的・経済的に自立できるように援助することを目的としており、現代社会にとって必要不可欠な施設といえます。

なお、自立援助ホームに入居している子どもたちのうち 46.3%(*1) は心身になんらかの障害を抱えており、社会への適応のしにくさから生きづらさも感じているのが現状です。
さらに、こどもたちの自立援助ホームへの入所時の家庭の状況としては、一般的に虐待とみなされる「放任・怠だ」「虐待・酷使」「棄児」「養育拒否」を合計すると 43.4%(*2)(前回 38.4%(*3))となっているだけでなく、入所している子どもたちのうち虐待された経験があると回答したのは 71.6%(*4)(前回 65.7%(*5))と増加傾向にあります。

つまり、経済的に困窮していたり、子どもの障害を理解できなかったり、必要なケアをできなかったりして育児放棄・虐待するケースが増えてきていると考えられ、自立援助ホームでもこれまで以上に子どもたち一人一人に合った個別の細やかなサポートが必要となってきています。

※ 参考サイト:
厚生労働省 「児童養護施設入所児童等調査の概要(令和2年1月)
(*1) p7 表6-1 心身の状況別児童数
(*2) p12 表11 養護問題発生理由別児童数
(*4) p13 表12 被虐待経験の有無及び虐待の種類
厚生労働省 「児童養護施設入所児童等調査結果 (平成27年1月)
(*3) p9 表11 養護問題発生理由別児童数
(*5) p10 表12 被虐待経験の有無及び虐待の種類


自立援助ホームが抱える課題

既存の自立援助ホームは多くを公的補助で運営を賄っていますが、そのような中でも、子どもたちが抱える心身の様々な問題に対して個別に細やかなケアが求められるため、スタッフ一人一人の業務負担がより大きくなってきているのが現状です。

また、各自治体からの補助金(児童福祉法第50条の規定による措置費等)の入金を受けるためには、発生する経費項目ごとに詳細に集計し施設所在の各自治体に提出しなければならず、かつ四半期毎の精算であることから、実際の経費支払から入金までの期間があいてしまう事態も発生しています。

さらに、自立援助ホームなどを新設しようとすると、近隣住民からの理解をスムーズに得られないことが多々あり、施設の賃借や説明会の開催などで運営側に様々な追加的金銭負担を課せられるケースがあることも問題といえます。

前述のように自立援助ホームに対する需要が高まってきている状況下であるのにも関わらず、2023年10月1日現在全国 約284箇所 (*6)ほどしか存在していません。

よって、自立援助ホームを日本各地に増やし、家庭で育つことのできない子どもたちに適切なサポートを行うためには、自立援助ホームに対する金銭的な支援は必要不可欠といえるでしょう。

※ 参考サイト:
(*6) 全国自立援助ホーム協議会

自立援助ホームについて

貸付先の概要

サイトURL:https://jidosystem.net/

貸付先である株式会社じどう(代表取締役 村形慶法、以下「貸付先」)は社名にあるとおり、下記3点の「じどう」を大切にするサービスを提供し、社会的養育施設の業務効率化を推し進め施設の業務改善を行うことで、利用児童の生活環境を整えることを目的としています。

①「児童」子どもの最善の利益を大切にします
②「慈道」慈しむ気持ちを大切にします
③「自働」人のために自ら働くことを大切にします

具体的には、自立援助ホームの運営、小規模社会的養護施設向け業務システムの提供などを主な事業としており、5つの関連会社を含め、これまでに児童福祉施設、障害福祉施設を全国各地で約40施設開設・運営してきました。
また、関連会社では農園やペットホテルの運営なども企画しており、幅広い事業を展開しています。

村形代表取締役の経歴・理念などはこちらのホームページをご覧ください。

本ファンドでは、貸付先に自立援助ホーム運営拠点拡充のために必要な運転資金を供給することで、様々な悩み・問題を抱える子どもたちの気持ちや意思、選択を尊重しながら安全に配慮し、入居中だけでなく退居後も長く子どもたちの心の拠り所になり続けられるよう施設の運営を支援します。


自立援助ホーム

東北5県・関東1都3県・北陸1県・中部1県・関西1県・中国1県・九州4県で、合計28施設(令和5年10月時点)の運営を関連会社含めて行なっています。これらの施設において、様々な事情を抱えている子どもたちが就学・就労しながら日々自立を目指して生活しています。
児童福祉の最後の砦としての役割を果たすべく、日々の安心安全な生活を第一に考え、子どもが孤立しないように一人一人にあわせた専門的な支援を行っていることはもちろん、子どもたちの気持ちや意思、選択を尊重することを重視しているのが特徴です。
また、子どもたちが退居した後も関わりを断つことはなく、いつでも遊びに来れるようなアットホームな雰囲気づくりを心がけ、子どもたちの心の拠り所になり続けています。


小規模社会的養育施設向け業務システム

ファミリーホームをはじめ、自立援助ホームや地域小規模児童養護施設、里親家庭を対象に、児童情報、児童個別記録、支援計画書、業務日誌など、紙媒体やMicrosoft Excelなどでバラバラに管理されていたものを一元集約できるようにして、引き継ぎなどもスムーズに行えるような業務システムの提供を行なっています。

さらに、社会的養育施設で施設長・自立支援担当職員などを経験したスタッフが児童支援方法についてメール・電話・ビデオ通話でのアドバイスを行う「スーパーバイズ機能」、社会福祉施設に義務付けられている研修を確実に効果的に行えるような「動画視聴研修システムの提供」、施設内会議、児童相談所などのカンファレンスへの「オブザーバーとしての参加」などのオプション機能も追加でき、施設運営をより効率的に導きます。


農園運営・ペットホテル運営

施設に入所している子どもたちの勤め先をグループにて確保していくことも視野に入れ、自然や動物とのふれあいが子供たちの健やかな成長を促す機会にもつながることから、埼玉県でいちご農園や猫専用ペットホテルの運営なども関連会社で企画しています。

貸付先の概要

担保に関して

本ファンドの投資対象となる貸付については、貸付先及び関連法人が保有する地方自治体等に対する金銭債権に対して担保を設定することにより保全します。
担保となる本金銭債権については、常に貸付金額の110%(募集予定額満額の貸付の場合 5,500万円)を上回るように担保設定を行います。

2023年11月10日時点での本金銭債権の残高は 100,244,813円 です。

担保に関して

特別優待について

本ファンドで一定金額以上の投資が確定された方には、貸付先の関連会社が2024年1月から運営開始予定のねこ専用ペットホテル・ペットシッター「ねこ専用ホテルichigo(準備中)」から提供される下記特別優待をお送りさせて頂きます。

【特別優待①:15万円以上(15口以上)の投資確定の場合】
 オリジナル写真入りトートバック 
(※ 猫や風景などのデータをお預かりして、児童福祉施設に入所している児童をアルバイトで雇い、印刷機で作成します。おまかせで、同店代表が受け入れて育てている保護猫の写真を使用したものも選択可能です)

【特別優待②:30万円以上(30口以上)の投資確定の場合】
 (A) オリジナル写真入りトートバック+ねこ専用ホテル特別利用権(1泊分)
    または
 (B) オリジナル写真入りトートバック+ペットシッター体験利用権(2回分)

【特別優待③:50万円以上(50口以上)の投資確定の場合】
 (A) オリジナル写真入りトートバック+プロカメラマンによる撮影会(写真5枚)
    または
 (B) オリジナル写真入りトートバック+ペットシッター体験利用権(5回分)

【特別優待④:100万円以上(100口以上)の投資確定の場合】
 (A) オリジナル写真入りトートバック+プロカメラマンによる撮影会(写真15枚)
    または
 (B) オリジナル写真入りトートバック+ペットシッター体験利用権(15回分)

※ 投資金額が大きい方の特別優待のみプレゼントされます
(例:30万円投資確定の場合は特別優待②のみがプレゼントとなり、①は適用されません)
※ペットシッター体験利用権は、さいたま市大宮区近辺のお宅限定となります。詳しくはお問い合わせください
※ 投資をした方ご本人以外の方でもご利用できます
※ お届けは2024年1月中旬以降となります

特別優待について

51,800,000円/50,000,000円

満額成立
予定利回り
6%
予定運用期間
11ヶ月
募集予定金額
50,000,000円
出資単位
1口10,000円
募集方法
先着募集

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