ファンド詳細
電力の地産地消 小水力発電施設開発 担保付ローンファンド
27,280,000円/12,000,000円
- 予定利回り
- 7%
- 予定運用期間
- 12ヶ月
- 募集予定金額
- 12,000,000円
- 出資単位
- 1口10,000円
- 募集方法
- 抽選募集
ファンド概要
募集金額 |
12,000,000円 |
---|---|
最低成立金額 |
5,000,000円 |
1口金額 |
10,000円 |
最低投資口数 |
1口 |
最低投資金額 |
10,000円 |
予定運用期間 |
12ヶ月 |
募集開始日 |
2024/12/04 19時開始 |
募集終了日 |
2024/12/11 24時締切 |
運用開始予定日 |
2024/12/16 |
運用終了予定日 |
2025/12/15 |
償還予定日 |
運用終了予定日の3営業日以内に償還され、デポジット口座に反映されます(早期償還される場合等を除く) |
利益配当方法 |
毎四半期 |
予定利回り |
7%(年利・税引き前) |
元本償還方法 |
満期一括償還 |
貸付条件
貸付先 |
株式会社シグナス水力発電研究所 |
---|---|
貸付元本 |
12,000,000円 |
貸付期間 |
12ヶ月 |
返済予定日 |
2025/12/15 |
利払方法 |
毎四半期 |
利率 |
7.0%(年利・税引き前) |
元本返済方法 |
満期一括 |
担保・保証 |
金銭債権担保 |
ファンドの詳細情報
スキーム概要
お客様は、弊社 アバンダンティアキャピタル株式会社 が運営する貸付型クラウドファンディングサービス CAPIMA を通じてファンドに投資します。ファンドの営業者は弊社100%子会社の貸金業者である アバンダンティアファンディング株式会社 で、お客様が投資した資金を貸付先(株式会社シグナス水力発電研究所)に対して「運転資金」を資金使途として貸付を行います。
当該貸付については、貸付先が保有する金銭債権に対して担保を設定することにより保全します。本金銭債権について、一定の貸倒率等を考慮した担保価値を算出し、貸付の期間において担保価値が貸付金額を上回るように担保設定されます。
貸付の弁済については、開発した小水力発電施設の売却代金、金融機関等による借換え、または自己資金にて行い、それにより本ファンドに投資したお客様への利益の分配を行います。なお、弁済が当初予定されていた期日よりも前に繰り上げて行われる場合には、本ファンドに投資したお客様への利益の分配も繰り上げて実施されます。

再生可能エネルギーと電力の地産地消について
再生可能エネルギーについて
再生可能エネルギーは、資源が枯渇せず繰り返し使え、発電時や熱利用時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)をほとんど排出しない優れたエネルギーであるとされています。
太陽光をはじめ、風力や地熱、中小水力、バイオマスなどを用い、温室効果ガスを排出することなく発電可能な再生可能エネルギーは、SDGs(持続可能な開発目標)を達成し脱炭素社会実現のために必要不可欠なエネルギーであると言っても過言ではありません。
SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標のうち、目標7は「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」です。
また、目標7をさらに掘り下げた7-2では「2030年までに、エネルギーをつくる方法のうち、再生可能エネルギーを使う方法の割合を大きく増やす。」ことも掲げられています。
2020年度における日本の全体の発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合は約20%程度ですが、今後更なる普及が期待されています。
電力の地産地消について
電力の地産地消とは、地域で使用される電力のうち、地域内で発電されたものの割合が高いことを指します。電力の地産地消により、地域のエネルギー自給率が向上し、地域経済の活性化や地域雇用の創出も期待できることから、持続可能な社会を築くために重要な取り組みであると言えます。
昨今の大震災や大型台風の激甚災害を契機に、電力供給の制約や集中型エネルギーシステムの脆弱性が顕在化しており、こうした状況に対して、地域の特徴も踏まえた多様な供給力を組み合わせて最適に活用することで、エネルギー供給のリスク分散による災害対策やCO2の排出削減を図ろうとする機運が高まっています。
その中でも後述する小水力発電は、農業用水という地域の水資源を活かして環境に優しく、地域社会の持続可能性を高める地産地消型の再生可能エネルギーの代表格になると考えられます。
※ 参考サイト:
経済産業省 資源エネルギー庁「国内外の再生可能エネルギーの現状と今年度の調達価格等算定委員会の論点案(2022年10月)」
日本ユニセフ協会「SDGS CLUB 7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに」
経済産業省 資源エネルギー庁「日本のエネルギー エネルギーの今を知る10の質問(2023年2月)」

小水力発電について
小水力発電は、再生可能エネルギーの一種で、河川や農業用水路などの小規模な水流を活用して発電を行います。以下にそのメリットとデメリットを説明します。
メリット
1. 環境負荷が少ない
ダム建設が必要な大規模水力発電と異なり、既存の水路や河川を利用するため、自然環境への影響が小さい。
化石燃料を使用しないため、二酸化炭素(CO2)排出がほぼゼロ。
2. 安定した電力供給
水流は天候や時間帯の影響を受けにくく、風力や太陽光発電に比べて安定した発電が可能。
3. 地産地消型エネルギー
地域内で発電し、その電力を地元で利用することで、エネルギーの地産地消が実現。
地域の活性化や防災対策(非常時の電力確保)にも役立つ。
4. 長寿命・低維持コスト
適切な設計とメンテナンスを行えば、発電設備の寿命が長く、維持コストも比較的低い。
デメリット
1. 設置場所が限定される
水量や落差(高低差)が一定以上必要であり、適した場所が限られる。場所によっては季節的な水量の変動が影響する。
2. 地域の同意が必要
既存の水路や河川を使用するため、地元住民や自治体との合意形成が必要。
3. 発電量に限界がある
小規模な水流を利用するため、大規模な発電量は期待できない。
以上のように、小水力発電は、環境負荷が低く安定した電力供給が可能な点で大きなメリットがありますが、適した設置場所の確保や地域の同意を必要とするといった課題もあります。地域社会や環境と調和しながら進めることが必要不可欠となっています。

株式会社シグナス水力発電研究所について
サイト URL: https://www.cygnus.sc/
貸付先である株式会社シグナス水力発電研究所(以下、「貸付先」)は、長野県安曇野市に本社を置き、農業用水路を活用した小水力発電の開発・販売・メンテナンスを手掛ける企業です。
2014年11月、農林水産省とNEDOの共同調査に基づき、農業用水路を活用した小水力発電装置の開発を開始しました。2015年から2017年にかけて、長野県松本市や熊本県八代市で発電試験を実施してきました。
2019年以降、長野県松川村や長野県松本市などで小水力発電施設の開発・運営を行なってまいりました。
2024年1月には、長野県大町市と「災害時における水力発電所による電力供給に関する協定」を締結し、災害時の非常用電源としての活用も目指しています。
貸付先は、農村地域の農業用水路という未活用の資源を活かすことで、農村地域に還元し、微力ながら食料の安定供給の確保や農業の持続発展に貢献できるように活動しています。
本ファンドでは、貸付先に資金を供給することで、再生可能エネルギーの普及と電力の地産地消化を推進し地域社会への貢献を目指しています。

担保に関して
本ファンドの投資対象となる貸付については、貸付先が保有する金銭債権に対して担保を設定することにより保全します。
担保となる本金銭債権については、常に貸付金額の110%(募集予定額満額の貸付の場合 1,320万円)を上回るように担保設定を行います。
2024年11月時点での本金銭債権の残高は 9,273万円 です。

27,280,000円/12,000,000円
- 予定利回り
- 7%
- 予定運用期間
- 12ヶ月
- 募集予定金額
- 12,000,000円
- 出資単位
- 1口10,000円
- 募集方法
- 抽選募集
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