ファンド詳細

スキーム概要

お客様は、弊社（アバンダンティアキャピタル株式会社 ）が運営する貸付型クラウドファンディングサービスCAPIMAを通じて本ファンドに投資します。本ファンドの営業者は弊社100%子会社の貸金業者アバンダンティアファンディング株式会社であり、お客様が投資した資金を貸付先（株式会社レティーロ）に対して、「土地取得資金」を資金使途として貸付を行います。
貸付先は地元有力企業等との強いリレーションを活用し、相場価格より割安な土地を取得し、樹木の伐採や整地など必要な施工を行い、住宅分譲会社やホテル事業者などに売却します。

当該貸付については、貸付先が保有または購入予定の土地に対して第一抵当権を設定することで保全します。

貸付の弁済については、金融機関による借換え、または自己資金にて行い、それにより本ファンドに投資したお客様への利益の分配を行います。なお、弁済が当初予定されていた期日よりも前に繰り上げて行われる場合には、本ファンドに投資したお客様への利益の分配も繰り上げて実施されます。

本ファンドの募集終了日は2025年2月14日を予定しておりますが、申込金額が募集金額である5,000万円を超えた時点で募集を締め切り、当選を確定致します。

沖縄が投資先として魅力的である理由

沖縄は、日本国内でありながら独特の魅力と特性を持つ地域です。その地理的条件、観光地としての発展、人口動態、そして地域特有の産業構造など、さまざまな要素が組み合わさることで、投資先として非常に魅力的な地域となっています。以下に、その理由を詳しく説明します。

1. 観光地としての圧倒的な魅力
沖縄は日本国内でも屈指の観光地です。年間の観光客数は国内外を合わせて約966万人に上り、その数はコロナ禍を経てまた増加傾向にあります。美しいビーチや珊瑚礁、豊かな自然、ユネスコ世界遺産に登録された史跡群、独自の文化や食文化など、沖縄ならではの体験が観光客を惹きつけています。
観光客の増加は、ホテルや宿泊施設、飲食店、リゾート施設への需要を高めており、不動産市場にとっても重要なプラス要因となっています。リゾートホテルや民泊施設の運営は、観光業の拡大に伴い、安定した収益を見込むことが可能です。

2. 高まる移住需要
沖縄は観光地としてだけでなく、移住先としても人気が高まっています。リモートワークの普及や新しい生活スタイルを求める人々が増えたことにより、「自然豊かな環境で暮らしたい」「温暖な気候で生活したい」と考える人々が沖縄を選ぶケースが増加しています。
特に子育て世代やリタイア後の移住者が増えており、それに伴って住宅需要も拡大しています。これにより、住宅地開発や賃貸物件への投資機会が広がっています。

3. 地理的優位性
沖縄は、日本列島の南西に位置し、アジアの主要都市（台北、香港、上海、ソウルなど）とのアクセスが非常に良好です。この地理的な近さは、ビジネスの観点からも観光の観点からも大きなアドバンテージです。特に近年は、アジアからの観光客の増加が顕著であり、これが沖縄の経済や不動産市場にポジティブな影響を与えています。
また、沖縄は日本国内の他地域とは異なる独自の物流拠点としての役割も担っています。このため、倉庫や物流センターなどの商業用不動産にも投資機会が広がっています。

4. 政府の支援と経済特区の活用
沖縄では、経済特区として指定されているエリアがあり、投資家にとって税制優遇などの特典を提供しています。これにより、企業が新たな事業を展開する際のコストを抑えることが可能です。
沖縄本島中部のうるま市では、企業誘致を戦略的に推進するため、国際物流拠点産業集積地域を設け、沖縄発の創荷が期待できる臨空・臨港型産業の誘致を強化しています。
また、国や県が進める振興策によって、観光インフラや交通インフラの整備も進められています。これらの取り組みにより、観光業をはじめとする地域経済がさらに活性化し、それに伴う投資機会も増えています。

5. 沖縄のブランド力
沖縄は「癒し」や「リゾート」のイメージが強く、国内外の人々にとって魅力の高い県です。このブランド力は観光業だけでなく、沖縄産品や地元企業の価値向上にも寄与しています。こうしたポジティブなイメージがあることで、沖縄で展開されるプロジェクトへの注目度や信頼感も高まっています。

以上のように、沖縄は観光地としての魅力、移住需要の高まり、地理的優位性、政府の支援、そして強いブランド力といった多くの要素が相まって、不動産の投資先として非常に魅力的なエリアといえます。不動産市場や観光業だけでなく、新しいライフスタイルを求める人々をターゲットとしたビジネス展開にも多くの可能性が広がっています。今後も沖縄のポテンシャルはさらに高まると考えられるため、投資家にとって注目すべき場所といえます。

担保に関して

本ファンドの貸付については、貸付先が所有済み及び取得予定の土地に対して第一抵当権を設定することにより保全します。当初担保設定する土地の概要は下記の通りとなります。

物件1の土地は、沖縄県の宮古島に所在しています。宮古島は、沖縄本島から約300km南西に位置する美しい離島で、観光や移住先として人気を集めています。本土地は、宮古島の中心地に位置していることから、スーパーや飲食店、医療機関、学校などが近く、生活に必要な施設が整っています。また、宮古空港や観光名所へのアクセスも良好で、自然と都市機能がバランスよく融合しています。

物件2の土地は、沖縄本島北部の今帰仁村に所在しています。今帰仁村では「ジャングリア沖縄（JUNGLIA OKINAWA）」が2025年７月開業予定のため、大きな注目を集めています。やんばるの大自然を活かしたテーマパークで、恐竜サファリや熱気球体験などのアトラクションが楽しめます。温泉施設や多彩なレストランも併設される予定であり、周辺の土地需要が高まっています。

物件4の土地は、沖縄本島北部の本部町に所在しています。人気の観光スポットである沖縄美ら海水族館、また全長約762mの瀬底大橋でアクセスできる瀬底島までいずれも車で約10分の距離にあります。瀬底島では透明度抜群の海と白砂のビーチが広がり、シュノーケリングやダイビングに最適な環境が整っています。那覇空港から車で約90分とアクセスも比較的良好であるため、ホテルや民泊施設などの事業用地として最適なロケーションといえます。

当初担保設定する土地の2025年1月時点での外部不動産鑑定士による評価額（合計）は 8,707万円 です。
本ファンドの募集金額5,000万円は、不動産鑑定評価額の57.4%となります。

なお、担保となる土地については期間中に売却されることがございますが、その場合は追加で不動産に抵当権を設定し、担保となる不動産の鑑定評価額が常に6,000万円以上を維持するものとします。