ファンド詳細

スマート農業推進 国際化支援 不動産担保ファンド#2

スマート農業推進 国際化支援 不動産担保ファンド#2
スキーム概要及び投資テーマ
特別優待
日本の農業の現状とスマート農業の必要性

72,120,000円/40,000,000円

満額成立
予定利回り
8%
予定運用期間
12ヶ月
募集予定金額
40,000,000円
出資単位
1口10,000円
募集方法
抽選募集

ファンド概要

募集額

40,000,000円

最低成立金額

30,000,000円

1口金額

10,000円

最低投資口数

1口

最低投資金額

10,000円

予定運用期間

12ヶ月

募集開始日

2025/02/07 19時開始

募集終了日

2025/02/10 24時締切

運用開始予定日

2025/02/19

運用終了予定日

2026/02/18

償還予定日

運用終了予定日の3営業日以内に償還され、デポジット口座に反映されます(早期償還される場合等を除く)

利益配当方法

毎四半期

予定利回り

8%(年利・税引き前)


元本償還方法

満期一括償還

貸付条件

貸付先

アグリテックファーム株式会社

貸付元本

40,000,000円

貸付期間

12ヶ月

返済予定日

2026/02/18

利払方法

毎四半期

利率

8%(年利・税引き前)

元本返済方法

満期一括

担保・保証

土地建物に対する第一抵当権

ファンドの詳細情報

スキーム概要及び投資テーマ

お客様は、弊社 アバンダンティアキャピタル株式会社 が運営する貸付型クラウドファンディングサービス CAPIMA を通じてファンドに投資します。ファンドの営業者は弊社100%子会社の貸金業者である アバンダンティアファンディング株式会社 で、お客様が投資した資金を貸付先(アグリテックファーム株式会社)に対して「設備投資資金及び運転資金」を資金使途として貸付を行います。



当該貸付については、貸付先が保有する不動産に対して第一抵当権、動産に対して譲渡担保権を設定することにより保全します。



貸付の弁済については、金融機関等による借換え、または自己資金にて行い、それにより本ファンドに投資したお客様への利益の分配を行います。

なお、弁済が当初予定されていた期日よりも前に繰り上げて行われる場合には、本ファンドに投資したお客様への利益の分配も繰り上げて実施されます。


本ファンドの募集終了日は2025年2月17日を予定しておりますが、申込金額が募集金額である4,000万円を超えた時点で募集を締め切り、抽選を早期に実施する場合がございます。

本ファンドは、実績とビジョンを持ち成長意欲のある貸付先に資金を供給することで、日本の農業を進化させ国際競争力を高めることをテーマとしています。

スキーム概要及び投資テーマ

特別優待

本ファンドで一定金額以上の投資が確定された方(特別優待希望者)には、下記特別優待品をお送りさせて頂きます。
白いちごは、酸味が控えめで甘さをしっかり感じられるので、女性やお子さまからも人気です。可愛らしい淡いピンクの苺ですので、ケーキのデコレーションなどにもおすすめです。白いちごはビタミンCが豊富で、ポリフェノールの一種、アントシアニンが含まれているため、抗酸化力が高いフルーツです。
赤いちごと白いちごの「紅白セット」は、お誕生日のプレゼントなどのお祝いにぴったりの贈り物として、大切な方への想いを伝える特別な一品として親しまれています。

【特別優待①:60万円以上(60口以上)の投資確定の場合】
 白いちご 2パック入り 1箱

【特別優待②:120万円以上(120口以上)の投資確定の場合】
 白いちご 2パック入り 2箱 + 赤いちご&白いちご 紅白セット 2パック入り 1箱


※ 2025年3〜4月頃の発送予定です。
※ 投資金額が大きい方の特別優待のみプレゼントされます。
(例:120万円投資確定の場合は特別優待②のみがプレゼントとなり、①は適用されません。)

特別優待

日本の農業の現状とスマート農業の必要性

日本の農業の現状
日本の農業における基幹的農業従事者数は、約116万人に減少しており、今後20年間で約1/4の30万人にまで減少することが見込まれています。
さらに、農業労働者の平均年齢は68歳と高止まっており、従来の⽣産⽅式を前提とした農業⽣産では農業の持続的な発展や⾷料の安定供給を確保できない危機的な状況です。

また2000年以降、日本においては、耕作地面積や農業経営体数が減少し、同様に穀類の生産量も減少しています。一方、アメリカ及びフランスにおいては、耕作地面積や農業経営体数が減少する中でも、生産量は維持または増加させています。中国については、耕作地面積や農業経営体数を微増させる中、生産量を大幅に増加させています。

施設栽培が中心である青果についても、日本の単収(10aあたりの収穫量)は伸び悩んでいます。例として下図が示すように、トマト・いちご・きゅうりについては、環境制御技術などが進展しているオランダでは、それぞれ比較して約5.0倍・約3.4倍・約13.3倍の単収にもなっています。労働時間についても、日本とオランダでは大きな開きが生じています。

このように、農業者の減少や高齢化が急速に進む中で、食料を安定的に供給するためには、土地生産性や労働生産性の飛躍的な向上が必要となっています。

日本の農業の現状とスマート農業の必要性

スマート農業の必要性
日本のこの現状を打破するため、農業者の減少下において生産水準が維持できる生産性の高い食料供給体制を確立するためには、農作業の効率化等に資するスマート農業技術等の開発・普及を図ることが必要不可欠となっています。

スマート農業とは、ロボティクス、人工知能(AI)、情報通信技術などを活用して超省力化や高品質生産を可能にする新たな農業のことであり、生産現場の課題を先端技術で解決する手法です。
例えば、収穫を自動化するロボット、ドローン・衛星によるセンシングデータや気象データのAI解析による農作物の生育や病虫害の予測、スマホで操作する水管理システムなど様々な技術を応用して、多くの労力が必要であった作業や熟練者でなければできなかった作業負担の軽減を図ることができます。

国際的にもスマート農業の市場は年々増加しており、国内市場のみならず、世界のスマート農業市場の取り込みも視野に、日本独自の研究開発や普及を進めていくことが重要です(下記スライド参照)。

2024年10月には、農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律、「スマート農業技術活用促進法」が施行され、今後日本において更なるスマート農業の普及が期待されています。

貸付先について

アグリテックファーム株式会社(以下「貸付先」)は、兵庫県淡路市において農園の運営や農作物の輸出支援などを手掛ける企業として、複合的な事業展開を行なっていた企業から農業事業部門が分社化される形で設立された会社です。

貸付先が運営する淡路島の農園では、いちごの生産、主に白いちごの栽培を行っています。
白いちごは、いちごの品種改良の過程で誕生しました。いちごは果皮に、アントシアニンという色素が含まれており、このアントシアニンは光に当たることで赤くなりますが、光に当たってもアントシアニンが発現しない、あるいはされにくい性質を持った果実が偶然見つかったことにより、白いちごが栽培できるようになりました。
白いちごは、その独特な白い外観が非常に珍しく、視覚的なインパクトがあります。特に、赤いいちごと組み合わせた紅白セットは、贈答用として高い評価を受けています。特にアジアの国々では、その希少性と美しさから高級フルーツとして位置づけられており、日本産の高品質ないちごが特別な場面での消費に適しているとされ、 海外での需要が高まっています

海外の輸出基準も満たすような安心で安全ないちごを作るために、有機肥料を使用するなど、こだわりを持って栽培しています。良質な土づくりのため、ハウス内にセンサーを設置して、土壌の湿度、温度、CO2濃度などの環境データを収集し、これらのデータを解析することで、作物の効率的な管理と、収穫量の最大化に役立てています。

農園の敷地は広く、ビニールハウスを増設する余地があることから、いちごの生産量を増やすことも可能であり、また大阪・神戸といった主要都市からのアクセスの良さを活かして、 いちご狩りができる観光農園 として一部改装することも計画されています。

また、提携する農業法人とともに、ソーラーシェアを活用した茶畑の運営も行う予定です。脱炭素の世界的な潮流から、特に欧州を中心に再生可能エネルギー・シフトが一段と進もうとしているなかで、 太陽光パネルの下で育った日本茶(抹茶)はグローバルで高い評価 を得ています。このように海外で需要の高い抹茶の生産を効率的に増加させるため、貸付先では、栽培管理のシステム開発や栽培環境の最適化を実現するためのAIを導入することで、茶畑の後継者不足・休耕地問題を解消し持続可能な運営を計画しています。

貸付先について

担保について

本ファンドにおける貸付については、貸付先が所有する不動産に対して第一順位の抵当権(根抵当権。極度額24,000万円)を設定する事により保全します。またビニールハウスや栽培設備などに対しても動産譲渡担保設定を行います。

担保となる不動産・動産(対象物件)は、兵庫県淡路市にある平坦な土地にある広さ約6,300㎡(63a)の農園と作業用建物です。

大阪から車で約70分、神戸からも車で約50分であり、高速インター出口からも程近いため、収穫した作物の出荷・大都市圏への配送にも最適な立地です。
また周辺には有名観光スポットも多く存在していることから、観光農園としてのポテンシャルも高い立地です。

当該物件の2024年12月時点での外部不動産鑑定士による評価額は30,200万円 です。

本ファンドに係る貸付金額4,000万円と2025年1月に実施した「スマート農業推進 国際化支援 不動産担保ファンド#1」の貸付金額20,000万円の合計額24,000万円は、担保評価額の79.5%となります。

担保について

72,120,000円/40,000,000円

満額成立
予定利回り
8%
予定運用期間
12ヶ月
募集予定金額
40,000,000円
出資単位
1口10,000円
募集方法
抽選募集

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