ファンド詳細
スペースシェアリング事業支援 不動産担保ローンファンド#1
57,750,000円/80,000,000円
- 予定利回り
- 7%
- 予定運用期間
- 12ヶ月
- 募集予定金額
- 80,000,000円
- 出資単位
- 1口10,000円
- 募集方法
- 先着募集
ファンド概要
募集金額 |
80,000,000円 |
---|---|
最低成立金額 |
50,000,000円 |
1口金額 |
10,000円 |
最低投資口数 |
1口 |
最低投資金額 |
10,000円 |
予定運用期間 |
12ヶ月 |
募集開始日 |
2025/03/17 19時開始 |
募集終了日 |
2025/03/26 24時締切 |
運用開始予定日 |
2025/03/28 |
運用終了予定日 |
2026/03/27 |
償還予定日 |
運用終了予定日の3営業日以内に償還され、デポジット口座に反映されます(早期償還される場合等を除く) |
利益配当方法 |
毎四半期 |
予定利回り |
7%(年利・税引き前) |
元本償還方法 |
満期一括償還 |
貸付条件
貸付先 |
株式会社AbsoluteNumber |
---|---|
貸付元本 |
80,000,000円 |
貸付期間 |
12ヶ月 |
返済予定日 |
2026/03/27 |
利払方法 |
毎四半期 |
利率 |
7%(年利・税引き前) |
元本返済方法 |
満期一括 |
担保・保証 |
不動産に対する抵当権 |
ファンドの詳細情報
スキーム概要
お客様は、弊社(アバンダンティアキャピタル株式会社 )が運営する貸付型クラウドファンディングサービスCAPIMAを通じて本ファンドに投資します。本ファンドの営業者は弊社100%子会社の貸金業者アバンダンティアファンディング株式会社であり、お客様が投資した資金を貸付先(株式会社AbsoluteNumber)に対して、新規事業であるスペースシェアリング事業拡大のための「運転資金」を資金使途として貸付を行います。
当該貸付については、貸付先の関連会社が保有する不動産に対して抵当権を設定することで保全します。
貸付の弁済については、金融機関による借換え、または自己資金にて行い、それにより本ファンドに投資したお客様への利益の分配を行います。なお、弁済が当初予定されていた期日よりも前に繰り上げて行われる場合には、本ファンドに投資したお客様への利益の分配も繰り上げて実施されます。
本ファンドの募集終了日は2025年3月26日を予定しておりますが、申込金額が募集金額である8,000万円を超えた時点で募集を締め切り、当選を確定致します。

スペースシェアリングに関して
スペースシェアリングとは、オフィスや店舗、空き家などの “空いている場所” をインターネット上のプラットフォームを通じて他者と共有・貸借するサービスです 。個人や企業が所有する遊休スペースを必要な人に一時的に提供し、対価を得る新しい取引形態で、不動産版のシェアリングエコノミーといえます。
日本のスペースシェアリング市場は近年拡大傾向にあり、最新データによれば 2022年度の市場規模は約3,797億円 と推計されています 。これは前年度比+6.5%の成長で、新型コロナ前の2018年度(約5,039億円)には及ばないものの、コロナ禍から回復基調にあります 。特に2020年度にはテレワーク拡大の影響で一時的に3,249億円まで縮小しましたが 、以降はオフィスの再配置や観光需要の戻りとともに増加に転じています。
スペースシェア市場は今後も高成長が見込まれています。2017~2023年度の年平均成長率は約14.1%に達し 、2032年度には約2兆5,384億~4兆8,458億円規模 と10年で現在の約10倍に拡大する予測もあります 。ベースシナリオでも2030年前後には数兆円規模に達すると見込まれており、働き方改革やデジタル技術の浸透が追い風となっています 。
※ 参考サイト
大和総研:コンサルティングレポート「なぜシェアリングエコノミー(スペース)は地方経済活性化にとって「三方よし」なのか」

不動産市況とスペースシェアリングの重要な役割
不動産市況の動向
日本の不動産市場はコロナ禍を境に大きな変化を見せました。
オフィス市況では、東京都心5区のオフィス空室率が コロナ前の約2%から2023年には5~6%程度 まで上昇し 、特に築年が古いビルや大規模オフィスで空室が目立ちました 。足元では景気回復で需要が戻りつつあり2024年には空室率改善傾向にありますが、それでも 依然コロナ前より1~2ポイント高い水準 で推移しています。
一方、商業施設(小売店舗)については、インバウンド回復や消費回復を背景に主要エリアの空室率は低下傾向にあり、高立地店舗では賃料も上昇しています 。しかし立地が悪い地域では空き店舗も残存し、好調店と苦戦店の二極化 が起きています 。
住宅市場では、人口減少の影響で空き家が増加し続け、空き家率が13.8%(2023年)と過去最高となりました 。都市部の賃貸市場は比較的堅調ですが、郊外・地方では使われない空き家や空き部屋が増え社会問題化しています。また空き家が増えると、個々の 物件の不動産価値だけでなく、街全体の資産価値も低下する可能性があります。
スペースシェアリングの重要な役割
こうした市況の中で、スペースシェアリングは不動産の需給調整弁として重要な役割を果たしています。
オフィスでは余剰となったフロアや空室区画をコワーキングスペースとして開放する動きが広がり、ビルオーナーは空室損失を埋めつつ新たなテナント層を取り込んでいます。商業施設では、営業時間外のカフェをワークスペースに転用したり、空き店舗を展示会などのイベントスペースとして貸し出すことで稼働率向上を図っています。
住宅分野でも、増加する空き家・空き部屋を活用し、民泊、ミーティングやパーティスペース、撮影やレッスンスタジオに利用するなど、観光需要やワーケーション需要、もしくはイベント需要を取り込む動きが活発化しています。
このようにスペースシェアは、 様々な用途で建物価値を最大化させる遊休不動産の有効活用策 として、不動産市場の余剰を需要側につなぐ重要な架け橋となっています。

貸付先に関して
会社HP:http://absolute-number.co.jp/
株式会社AbsoluteNumber(以下「貸付先」)は、カワスイ川崎水族館の開発を手掛けるなど商業施設のデザインや設計を中心に事業を展開しておりました。昨年より「あなたの大切な場所を誰かのサードプレイスへ」をコンセプトに、スペースシェアリング事業に取り組んでいます。
デザインやブランディング能力に強みを持ち、関連会社にて店舗や商業ビル等の運営実績を有していることから、シェアスペースのインテリアコーディネート、リフォーム、予約管理や施設の維持管理、顧客対応まで、一元管理にてスペースシェアリングに関するサービスを提供できる体制づくりを行っています。
代表取締役である木原将貴氏は、これまで店舗ブランディング、デザイン・ラグジュアリー施設の設計開発業務に多数従事してきました。具体的には、イオンモールや三菱商事グループが所有する商業施設のリニューアルプロジェクト、韓国の高級産後ケアホテルの日本進出プロジェクト、ドバイの航空会社エミレーツ航空の成田空港に新設されたファースト/ビジネスクラスラウンジの施工プロジェクト等が挙げられます。
これらの設計開発等により培った経験を活かして、建物価値を最大化できるスペースシェアリング事業において、従来の不動産の固定概念を覆し、すべての場所に「付加価値」を創造することで空き家・空き施設問題の解決ひいては地域や地方全体の活性化を目指しています。

担保に関して
本ファンドの貸付については、貸付先の関連会社が保有する不動産に対して、第二順位の抵当権を設定することにより保全します。
物件概要
所在地: 埼玉県浦和区針ヶ谷
概要: 鉄筋コンクリート造陸屋根4 階建
築年月: 平成4年3月
土地面積: 750㎡
建物延べ床面積: 1,380㎡
【担保評価】
当該物件の2025年3月時点での 外部不動産鑑定士による評価額は 3億8,000万円 です。
当該物件には他の金融機関より第一抵当権が設定されており、その融資残高は2億1,000万円です。
第一抵当権に係る融資残高2億1,000万円と本ファンドに係る貸付額8,000万円の合計2億9,000万円は、不動産鑑定評価額の76.3% となります。

57,750,000円/80,000,000円
- 予定利回り
- 7%
- 予定運用期間
- 12ヶ月
- 募集予定金額
- 80,000,000円
- 出資単位
- 1口10,000円
- 募集方法
- 先着募集
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